日賑グローバルのブレットです!
DMFT(ダイバーシティーマネジメントファシリテーショントレーニング)ブログ第2号を読み頂きありがとう御座います。
このブログ投稿では、ファシリテーションに関するアメリカのリーダーの一人、ダグラス・ファーガソンのブログを紹介し、私の考えも共有したいと思います。また、スタンドフォード大学の研究者、ニコラス・ブルームが発表したリテレワークに関する興味深いデータについての私の考えも紹介したいと思います。
ファシリテーションとリーダーシップに関するファーガソンのオリジナルのブログやその他のコンテンツはこのリンクをクリックして下さい。
https://voltagecontrol.com/blog/
スタンドフォード大学の研究者、ニコラス・ブルームが発表したリモートワークのデータこのリンクをクリックして下さい。
https://wfhresearch.com/wp-content/uploads/2023/07/SIEPR1.pdf
Covid-19の大流行は、現代職場の役割に劇的な変化をもたらしました。 一部の企業は別として多くの会社はパンデミックのあとも在宅テレワークを続けるという調査結果もあります。
優秀なマネージャーは従業員のニーズや期待に順応し、ハイブリッドワーク(2日在宅テレワーク、3日出社)が現代のスタンダードになることを認めています。 スタンフォード大学のニコラス・ブルーム先生によれば、独立した仕事の大半がリモートで行われるようになり、オフィスは社交の場、創造性の場、コラボレーションの場へと変わりつつあります。
何で在宅ワーク?
パンデミックは、従業員が週に数日在宅勤務をしても生産性は変わらないこととして、在宅勤務という選択肢がむしろ仕事の満足度と従業員の定着率を高めることを証明しています。 実際、ブルーム先生が行った調査によると、現在、アメリカ人の半数近くが週の何日かを在宅勤務しています。 彼の調査によると、テレワークという選択肢は、従業員の給与を8%増加させることに相当してます。
私の考えでは、ハイブリッド・ワークには強力なダイバーシティ論もあります。 これまでの女性社員は、キャリアか家庭を築くかの二者択一を迫られることがありました。 ハイブリッド・ワークであれば、日々のスケジュールに柔軟性を持たせることができ、通勤に費やす無駄な時間を省くことができるため、どちらかを優先する必要がなくなります。 これは、通勤時間が長く、労働人口の減少に対応するためにより多くの女性がキャリアを維持する必要がある日本には、特に関係があるように思えます。
現代の職場
ブルーム先生は次のように述べています、
在宅テレワークは: 1対1のビデオ通話、分析、思考。
オフィスワークは:ミーティング、トレーニング、プレゼンテーション、ランチ、イベント、コネクション。
オフィスはもはや、従業員が仕事をするための静かな場所ではないです。 創造性と交流を優先することで、通勤時間を価値あるものにしなければならないです。
ブルーム先生と彼のチームが最近実施した調査によると、従業員の20%がフルタイムのオフィス・スタイルを好み、30%がフルリモートのスタイルを好むという結果が出ています。 ハイブリッド・ワークは、両者にとって妥協の産物であり、雇用者と従業員の双方にとって「ウィンウィン」のシナリオを提示しています。
ファシリテーション
オフィスでの効果的なグループ交流やディスカッションの必要性に伴い、管理職にとってファシリテーションやリーダーシップのスキルはますます重要になってきています。
アメリカのファシリテーション・トレーニングのリーダーであるダグラス・ファーガソン氏は、最新のニュースレターで「ワークプレイスを再構築するには、創造性とイノベーションを育みながら、これらのスペースを意図的に活用できるようチームを導くことのできる熟練したファシリテーターの存在が必要です」と述べています。対面での交流の可能性を最大限に活用することで、オフィスに戻ることが単なるロジスティックな動きではなく、戦略的な動きであることを確実にすることができるのです。
社会が前進し、従業員が個人の事情や好みに応じて職場環境を選択できるようになるにつれ、オフィスでもオンラインでも従業員が活躍できるようにするためには、あなたのファシリテーション・スキルが鍵となります。 適切なファシリテーションとリーダーシップによって、創造性、社交性、チームビルディングの交流が生まれるオフィスが確立されることでしょう。
時間は貴重であり、無駄にしていないと感じることが大切です。
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